巻頭言：

• 政治と政策知識―付加価値税の軽減税率をめぐる国際比較と政策知識―　=　加藤淳子

特集紹介：

• 特集テーマ「政策形成と知識活用」について　=　秋吉貴雄

特集　政策形成と知識活用

• 知識交換としての政策過程　=　松田憲忠
• 政策実施過程における政策知識の創出―児童相談所の児童虐待対応を事例に―　=　鈴木潔
• COVID-19対策における専門家組織と政策学習―日本の専門家会議と感染症対策分科会を例に―　＝　石垣千秋
• 審議会の合同設置による政策調整　=　手塚洋輔
• 個人情報の連携は支持されるか―ヴィネット実験による検証―　＝　砂原庸介
• EBPMへの道・再考―その客観的証拠をめぐる組織的諸問題の検討―　=　深谷健
• 行政システムとEBPMとの接合性に関する一考察―地方自治体の政策決定を事例に―　=　西出順郎
• ステークホルダーの知識活用と放射性廃棄物管理　=　松尾隆佑
• 政策形成と市民の知識―基礎自治体における市民パネルの実践から―　=　長野基
• 社会の長期的利益実現に資する多元的政策分析の試み―再エネ特措法と自立分散型エネルギーシステムを例に―　=　小松崎俊作

投稿論文：

• GHQ占領下の経済統制機構―経済調査庁の業務実績と評価―　=　丸谷明彦
• ODA評価とアカウンタビリティの断片化―JICA・JBIC統合の影響―　=　三上真嗣

書評：

• 伊藤修一郎（2020）『政策実施の組織とガバナンス：広告景観規制をめぐる政策リサーチ』東京大学出版会　=　高橋克紀
• 宗前清貞（2020）『日本医療の近代史：制度形成の歴史分析』ミネルヴァ書房　=　清水唯一朗
• 林昌宏（2020）『地方分権化と不確実性：多重行政化した港湾整備事業』吉田書店　＝　小林大祐
• 西岡晋（2021）『日本型福祉国家再編の言説政治と官僚制：家族政策の「少子化対策」化』ナカニシヤ出版　=　藪長千乃

【2022年度学会賞の報告】2022年度学会賞選考委員会

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